この話しは私の刑事人生の中で

もっとも残虐でもっとも難解

そしてちょっとだけファンタジーな事件の物語だ・・・

 

 

 

ミ−ン・・ミ−ン・・ミーンゴー

夏、この季節は虫達が長い冬眠から春をへて

空へ羽ばたく

そう 私も虫のように眠りから覚めた・・

私のいつもの日課である

「「目覚めの週刊少年ジャンプ」」

「これがなきゃ始まらんよ。」

手早にページをめくる・・・

・・・・・・

・・・・・・・

「つまらんっ!読者を小馬鹿にしている!

集英社に抗議の電話をしなければ!」

怒った・・私はカンカンに怒った

 

そして、電話機をベットルームまでコードがひきちぎれんばかりの形相で持ってきた。

ピポパのピッ!

・・ツルルルルツルルルルツルル・・

ガシャ!

・・・・「もしもし。こちらロッシュ(喫茶店)です。」

ボス「俺だ!集英社か?」

店員「いや、ロッシュ(喫茶店)です。」

ボス「 (はは〜ん 俺を騙す気だな・・集英社め!) 」

プチッ・・ツーツーツー・・・・

集英社へ行こう。

私は家の車庫へと向かった

車庫に置いているのは愛車のアコードワゴン2200cc

別名「アコードワゴン」

ボロロロロン!ボロロロロン!プスッ プスンプスン!

「アクセル全開でぶッちぎるぜ!!」

集英社までは、家から歩いて5分の距離にある。

 

私の目の前に忌々しい集英社のビルが現れた・・

ビルは前面ガラス張りで

暑い太陽の光を反射している

ん?

ビルの看板に、こう書かれていた。

「フランス書院」

まだ私を騙そうとしているのか!?

・・・・・・・・・窓から誰かが覗いている・・・・・・・

ボス「好い感じのシャツだな」

 

その時、私はこの人物をさほど気にもしなかった・・

まさかその後、今からおこる 事件の重要なカギになるとは・・・

「はい。私が担当のモノですが・・」

ボス「貴様かぁ、毎週毎週くだらん雑誌を私に読ませているのは・・」

男は いったい何を言っているのかという目で私を見ている。

ボス「いつまでもしらをきれると思うな!」

担当「はぁ あのー どのようなご用件ですか?」

ボス「雑誌の件だ!雑誌の!」

男はヒョイッと立ち

担当「編集長ー!雑誌について用件が有るそうですよー!」

奥のデスクで中年の男が返事をする。

編集長「おー ちょっと待ってくれー」

私はとうとう怒ったさ。

ボス「私は、お前に話しているんだ。」

バキューン!!

ふところに隠していた拳銃で担当の頭をブチ抜いた。

彼の頭から、どす黒い血が吹き出る。

ボス「ほなっ!」

私はエレベーターは使わず階段で帰ることにした・・

ボス「健康の為、健康の為・・」

階段も終わりに近づいた時だ

何処かで見たような人間がいる・・

ヤス!

ボス「ヤス! こんな所で何 油を売ってるんだ!」

ヤス「?・・・ボス? ボス!ボスじゃないですか!」

ボス「ヤス、喫茶店でも行くかぁ?」

ヤス「それどころじゃないですよ!」

ボス「何かあったのか?」

ヤス「ここで殺人事件です!!」

ボス「なにぃぃ!!」

ボス「現場へ案内しろ!」

ヤス「ハイ!」

・・・

現場へ着くと そこは辺り一面の血の海だった・・

若い男が頭から血を流しきって死んでいる。

ヤス「ひどい・・ 拳銃で頭を一撃ちだ・・」

私は思った。

刑事の誇りを賭けてこの事件は解決してみせると!

ん・

その時一筋の光が私の脳裏を過った!

ボス「そういえば、ビルの窓から私を見ていた怪しい包帯男がいた!」

ヤス「本当ですか!」

ボス「今思えば、なんとなく拳銃を構えていたような・・」

ボス「とにかく聴きこみだ!」

ヤス「それよりボス!犯人を見た人がいるそうです。」

ボス「何!早くつれて来い!」

 

編集長「こいつだぁ!!!!」

ボス「お前、コーラの飲みすぎだ。」

 

 

そして事件は迷宮入りをむかえた・・・

 

 

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